捕獲時にはメダカと勘違いしていた我が家の川魚。
一旦はオイカワであろうと正体を見定めたのですが、最近になって捕獲した河川に生息する魚を確認したところ、似たような稚魚がたくさんいることが判明しました。
参考にしたのは『横浜の川と海の生物』
形からしてコイ科の魚であることは確かなのですが、ちょっと長細い、いわゆる「ハヤ」と総称される魚はオイカワ、ウグイ、タモロコ、カワムツ、アブラハヤ…と、正確にはたくさんの種類に分かれます。
今回捕獲したエリアとパッと見の判断であり得るとすると、オイカワ・ウグイ・タモロコ・モツゴあたりかなとなりました。
先週つくったおさかな観察容器で撮影してみました。大きさはおおよそ4cm。
夜にフラッシュ撮影で撮ったのでうろこがキラキラしててちょっと見にくいですかね…。
この写真と先ほどの4候補の稚魚の写真を比較したいと思います。
比較対象は雑魚の水辺さんから写真を拝借しました。きれいな写真がたくさんあって非常に楽しいサイトです。うちのサイトより確実に面白いので是非見てくださいw
魚の捕獲や放流についての考え方もとっても共感できます。
さて、こちらから拝借させていただいた画像と比較をします。
まずはモツゴ。
写真を見るといわゆる「受け口」で、下あごが出ています。体の真ん中に入ったらラインがちょっと似てる気もしますが、たぶんコレは違う。
次にオイカワ。
写真と比較すると目が小さい気がしますが、ひれの形、うろこの具合はとても似ているような気がします。
この時点では最有力。
そしてタモロコ。
体中心の黒ラインはなかなか近しいものがあります。ちょっとうちのこのほうが黒は薄いかな?
うろこの感じはうちのこのほうがだいぶ細かいような気がします。
最後にウグイ。
流線型の体の形は似ていますが、うろこのびっちり感が違います。
ここまで比較して結局のところ、「はっきりとは分からないけどやっぱりオイカワじゃないかなぁ?」くらいの結論になりました。
もう少し大きく成長しないと自分じゃ結論が出せないですかね。正体がわかる方がいたら教えてほしいです…。
【追記】
最終的には「アブラハヤ」と断定しました!