先週土曜日に捕まえてきたこの子。
石の上をぴょんぴょんしたり、水槽の中を自由気ままに漂ったり、楽しそうにしています。
動きを見ていてもどうも先代ヨシノボリとは違う様子。顔つきもなんだか…。
ヨシノボリは全く人工餌に見向きもしませんでしたが、この子はメダカの餌を与えるとすぐに浮上してきてパクパクします。
良く動き回るうえに、まだ2cm足らずの稚魚なのでなかなか種別を特定する写真が取れなかったのですが、望遠レンズを最大限にズームして、画像を引き延ばすと…。
口周りに髭が確認できました。
神奈川県の資料(PDF)を基に調べましたが、ヨシノボリの種類ではなさそうです。
このヒゲの特徴から思い当たる魚はただ一つ…。
ホトケドジョウです。
Wikipediaの通り、絶滅危惧IB類に分類されている近年、環境の変化で個体数が減少している魚です。
うちは横浜でもかなり自然が残っている地域なのでいてもおかしくはないのですが、あんな小さな水たまりみたいなところで捕獲されるとは…。
とにかく、貴重なお魚なので大事に育てられるように今から飼育方法を研究です。
とりあえず、すげーかわいいやつです…。
※絶滅危惧種の採取についてはこちらの考え方を参考にしています。
乱獲にならないように、飼いきれないような採取はせずにキャッチ&リリースを基本にしています。
今回はヨシノボリだと思い込んで持って帰ってきてしまったのですが…。